「1on1面談はやっているんですけどね……」
そう前置きしてから相談にいらっしゃる経営者・人事担当の方が、実は少なくありません。
上司との1on1では、どうしても評価や業務の話が中心になりがちです。「本当は将来のことで悩んでいるけれど、上司には言いにくい」。そんな社員の本音が、社内の仕組みだけでは拾いきれないことがあります。
今日は、そんな場面で選択肢になる「外部のキャリアコンサルタント」について、会社側にとってのメリットを整理してみたいと思います。
キャリアコンサルタントとは
キャリアコンサルタントは、国家資格を持つ、キャリア形成の専門家です。
人事評価や業務指示とは切り離された、中立な立場で社員の話を聞きます。この「利害関係がない」という点が、社内の上司や人事担当とは決定的に違うところです。
社員からすると、「評価に響くかもしれない」という心配なく、素直な気持ちを話せる相手になります。
会社側のメリット
外部のキャリアコンサルタントを導入することで、会社側にはこんなメリットがあります。
- 社員が本音を話せる場ができ、離職の予兆に早めに気づける
- 「聞いてもらえた」という体験が、エンゲージメント向上につながる
- 上司が抱え込みがちなキャリア相談の負担を、社外にアウトソースできる
- 定期的な相談の機会があること自体が、社員への安心材料になる
特に、慢性的な人手不足の中では「辞める前に気づけるかどうか」が大きな差になります。
上司との面談だと、どうしても「こんなことをいうと自分に不利になるのでは」という気持ちが出るものです。上司側が、気にせずなんでも話してほしいと思っていてもこの気持ちの整理はなかなかつかないものです。利害関係の無い第三者に話すことができることが最大のメリットであると感じています。
社員側のメリット
社員にとっても、キャリアの棚卸しをする機会は貴重です。
日々の業務に追われていると、「自分はこの先どうなりたいのか」を考える時間はなかなか取れません。第三者と話すことで、自分でも気づいていなかった強みや希望が言語化されることもあります。
実際に企業内キャリアコンサルタントとして面談した際には、「自分のキャリアを考える時間が持てて、いいリフレッシュになっている」とコメントをいただきました。
導入のハードルは、意外と低い
「導入」というと大がかりに聞こえるかもしれませんが、まずはスポットでの相談から始めることもできます。
まずは一度、御社の状況をお聞かせいただければと思います。
