焦らなくて大丈夫なポイントを整理します
起業したばかりの頃は、
- あれもこれもやらなきゃいけない気がする
- 手続きが漏れていたらどうしよう
と、つい不安になってしまいがちです。
ですが実は、起業初期だからこそ「今やらなくていいこと」もたくさんあります。
この記事では、起業初期の方からよく聞くお悩みをもとに、「焦らなくて大丈夫なポイント」を分かりやすく整理します。
起業直後は「全部完璧にやらなきゃ」と思いがち
起業すると、会社設立登記、事業準備、営業、経理、各種手続き…
一気にやることが増えます。
その中で、「専門的なことほど後回しにすると危ないのでは?」
と感じるのは、とても自然なことです。
ただ、実際には順番を間違えなければ、今すぐでなくていいものも多くあります。
まず大切なのは「今すぐ必要かどうか」の判断
判断のポイントはシンプルです。
- 法律上、期限が決まっているものか
- 今の事業規模・人数で本当に必要か
- 後回しにすると不利益が出るか
この視点で見ると、「まだやらなくていいこと」が見えてきます。
【後回しでいいこと①】就業規則の作成
就業規則は、常時10人以上の従業員がいる場合に作成義務があります。
つまり、
- 起業直後
- 従業員がまだ少ない
- 採用予定が未定
という段階では、今すぐ作らなければならないものではありません。
もちろん、将来を見据えて早めに整えるメリットはありますが、
「今すぐ必須」ではない、という点は知っておいてください。
労務系の助成金をはじめから考えている方は作成を考えてもいいですが、
はじめから完璧に作成する必要はありません。
事業運営をしていく中でどんどんブラッシュアップしていけばより実態にあった就業規則で運用できます。
【後回しでいいこと②】完璧な社内ルールづくり
最近はM&Aで事業を承継し、はじめから従業員がいるケースもあります。
従業員を雇うとなると、トラブルやリスクを回避するために初めから社内ルールを作りたくなるものです。
- 細かいルールまで決めなければ
- 書面で全部整えておかなければ
と、完璧を目指してしまうケースです。
ですが、事業や働き方はこれから変わっていくことがほとんどです。
最初から完璧を目指すより、最低限必要なルールだけ押さえ、状況に合わせて整えていく方が現実的です。
【後回しでいいこと③】すべての手続きを一気に終わらせること
「時間があるうちに全部終わらせよう」として、一気に調べて手続きを進めようとすると、
- 情報が多すぎて混乱する
- 自分に関係ない制度まで気になってしまう
という状態になりがちです。
手続きは、必要なタイミングで、必要なものを進める方が結果的にラクになります。
とはいえ、後回しにしてはいけないこともあります
誤解してほしくないのは、「全部後回しでいい」というわけではない、という点です。
- 期限が決まっている手続き
- 遡って影響が出るもの
- 知らないと不利益になる制度
こうしたものは、早めに確認だけでもしておくことが大切です。
特に届出関連は期限を過ぎると、不利益になることもあります。
起業初期は、
- 不安になって当然
- 分からなくて当然
です。
すべてを一人で抱え込まず、「今の自分の状況で何が必要か」を
一度整理するだけでも、気持ちはかなり楽になります。
まとめ|判断に迷ったら早めの相談を
「調べながらやればなんとかできると思った」という方はたくさん見てきました。
期限ぎりぎりになって専門家に頼るよりも、早めに相談すると自分でできることは自分で、
自分でできそうにないことは専門家に依頼するなど専門家から提案してくれることもあります。
起業初期に大切なのは、やることを増やすことではなく、整理することです。
- 今すぐやること
- 少し先でいいこと
- 今は考えなくていいこと
この線引きができるだけで、事業にも気持ちにも余裕が生まれます。
起業したばかりの方へ
- 何を後回しにしていいのか分からない
- 手続きの優先順位に迷っている
- 今のやり方で合っているか不安
そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。
初回のご相談は無料で、現在の状況をお伺いしながら、無理のない進め方を一緒に整理します。
「まだ相談するほどじゃないかも」そんな段階でも大丈夫です。

